RENT
面白いはずなんだけど、何となく面白く感じなかったのは、
自分が似たような生活をしていたからでしょうか。
僕は貧乏は嫌です(笑)。
家賃くらいは払いたい。
ビートニク派の作家アレクサンダー・トロッキのノワール小説。
監督:デヴィッド・マッケンジー、製作:ジェレミー・トーマス、
原作:アレグザンダー・トロッキ、脚本:デヴィッド・マッケンジー、
音楽:デヴィッド・バーン。
出演:ユアン・マクレガー、 ティルダ・スウィントン、 ピーター・ミュラン、 エミリー・モーティマー。
最近は「スターウォーズ」等のハリウッドの大作に出演が続いていたユアン・マクレガーでしたが、
こんな映画で観ると印象も変わって見えます。
ああ実にイギリスの俳優らしいななどと、今更ながらに思ってしまいました。
作家志望のやたらと女を惹きつける、日々を無為に生きている男の話ということで、
下手をすれば退屈な映画にもなりかねないが、何故かそれなりにしっかりとまとまっている。
それから、イギリスの田舎の風景が最高。情緒がある。
台詞の英語(もちろん私は喋れない)も、イギリス独特のもので雰囲気があった。
ティルダ・スウィントンが、妹と夫の浮気を予感しながら、見送るシーンの表情が秀逸。
東京を舞台に孤独なハリウッド男優と、人生に行き詰っている若い人妻が心を通わせていくお話。
監督、制作、脚本はソフィア・コッポラ、制作総指揮は父のフランシス・フォード・コッポラ。
出演はこの作品でゴールデン・グローブ賞を獲得したビル・マーレイと、
英国アカデミー賞主演女優賞を獲得したスカーレット・ヨハンソン、ジョヴァンニ・リビシ、アンナ・ファリス、
そしてマシュー南こと藤井隆、田所豊。藤原ヒロシがカメオで出ていたりもします。
作品全編に渡り、綺麗で洗練された空気に満たされています。
兄のローマン・コッポラの「CQ」の映像と何となく似ています。
父コッポラほどのパワーはありませんが、センスは抜群。
で、ストーリーですが微妙な心の揺らぎをかなり素晴らしいバランスで描いています。
誰でも思いつきそうなネタですが、
なかなかここまでのクオリティにするのは難しいでしょう。
父コッポラのお手伝いがあったのではとついつい邪推してしまうほどです。
まあ、制作総指揮だから口を挟んでもかまわないわけですが。
ただ、コメディ的要素の中に、日本人として「これどうなの?」という点が多々あります。
スカーレット・ヨハンソンという女優の力も非常に大きいです。
私はラストのシーンがとても好きです。
おしゃれな小物とか、個性的という言葉が大好きな女の子と観るのに最適な映画です。
エル・マリアッチシリーズ第三弾。妻と娘の仇を討つためにギタリストが奮闘するお話。
監督、制作、脚本、撮影、編集、音楽を全てロバート・ロドリゲスが担当。
出演はアントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ジョニー・デップ、ミッキー・ローク、エヴァ・メンデス、
ウィレム・デフォー、エンリケ・イグレシアス(父はミュージシャンのフリオ・イグレシアス)
テキーラ、タコス、埃っぽい町、マフィア、麻薬、ピストル、情熱、赤、白、緑。
私の頭の中にあるメキシコのイメージをこの映画は全て持っています(笑)
とくに、サルマ・ハエックの色香はさらに磨きがかかりました。
愛する人を奪われたメキシコ人が主役である以上、ストーリーは期待できません(笑)
とにかく火薬をふんだんに使ったアクション映画です。
ただ、音楽に哀愁がただよっているので、そんなに派手なイメージはうけません。
受験を目前に控えた学生、大口の契約を結べそうな営業マン、もしくは、愛の告白を決意した若者、
そんな大一番を目前に控えた人が観る映画。
大胆に行こう。南米にはメキシコがある。
強姦殺人罪で死刑宣告を受けた元大学教授の依頼を受け、女性記者が事件の真相を明らかにしていくお話。
「小さな恋のメロディ」脚本を担当したアラン・パーカーが監督・制作。ニコラス・ケイジも制作で参加。
音楽はアランの子供の、ジェイク・パーカーとアレックス・パーカーが担当。
出演はケビン・スペイシー、ケイト・ウインスレット、ローラ・リニー、ガブリエル・マン。
ジャケットの解説など一切読まずに中身を観たら、話の重さに驚きました。
まず、ケビン・スペイシーですが、不自然なくらいインテリ役が似合ってます。
しかし、どうにも彼のラブシーンはいただけません。
こんな風に感じているのは私だけかもしれませんが(笑)
そして、ケイト・ウインスレット。「タイタニック」以来久しぶりに彼女の出た映画を観ました。
着々と大女優への道を歩んでいるようです。ケビン・スペイシー相手に堂々と演技で張り合ってます。
死刑廃絶という一つの信念を持っている登場人物たちのパワーに圧倒されました。
ラストの衝撃はけっこう大きいです。
サスペンス的な展開ですが、社会派のドラマです。
ケビン・スペイシー扮する大学教授の授業での講義のシーンに何だか感動してしまいました。
舞台がテキサス州ということで、死刑をガンガン行った州知事のモデルは、あの人?
最近仲間や恋人と中身の無い話ばかりしているなと思った時に観ましょう。
いや、しかし、死刑とは重いテーマです。
ベッソンとジャン・レノが日本でメジャーになるきっかけをつくった映画。
殺し屋と少女の恋、というロリコン親父ベッソンの趣味が前面に押し出された作品。
ナタリー・ポートマンが殺し屋レオンに恋をする少女の役で出演。
荒廃した家庭の少女という実生活とはかけ離れた役を好演している(笑)
個人的にこの映画のゲーリー・オールドマンの演技にやられて映画にはまりました。
オーケストラの指揮者の手振りを真似ながら、ショットガンをぶっ放すゲーリーの迫力。
そりゃあ、この映画を観たら、怖がって子供もなつかないだろう。
キレたゲーリーの最高傑作とも言うべき作品。
彼がジャン・レノの存在感を一層引き立てたことは間違いなし。
どんな観かたをしてもよい映画だと思うが、
女の子と二人で観る場合、あんまりゲーリーのサイコな演技に興奮すると嫌がられるかも(笑)
ロベルト・ベニグニーによる感動ドラマ。
どんな逆境にあっても、常に人生を肯定的にとらえ、前向きな姿勢を崩さなかったユダヤ人のお話。
父親から子供への人生訓の伝道。
父親の明るさと少年の無邪気さ。
すぐそばにある死の恐怖。
見事な構成、そしてコントラスト。
一人で観てもよし、二人で観てもよし、大勢で観てもよし。
人生に否定的になった時に観たいドラマ。
ウィットに富み、説教くさくない分、映画のメッセージが素直に受け取れるはず。
「シンドラーのリスト」「戦場のピアニスト」などホロコーストの恐怖を描いた映画は多いが、このお話のひねりは見事。
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